■ジャンプの中でも好きだった
ダブルアーツについて書きたいことを書いておく。

週刊少年ジャンプ41号をもって残念ながら打ち切り終了となってしまいましたが
"つねに手を繋いでいなければ死んでしまう"という設定は斬新で
「これからどうなるんだろう?」と読者の興味を惹くには十分な設定だと思った、ただ
手を繋ぐことに何らかの不安要素というか障害のようなものが
あったらさらにこの設定の面白味が増したと思うのは自分だけだろうか。
例えばエルーが男の人と手を繋ぐことで恥ずかしくて動けなくなっちゃうとかさ(単純)。
普通に手を繋いで頑張りましょう、ってどうなんだろう?
他にも全話を通して言える事だけど二人が完璧人間に近くてつまらなかった場面は多々あった、
漫画のタイトルでもあるダンスで戦うダブルアーツという戦い方も
完璧にこなしちゃってガッカリだったし・・・。
キリがダンス下手で全然踊れないけどその代わりにエルーがものすごい才能があって
それをカバーする!とかいくらでも面白くなる要素を考えられそうだけども。
こういうもう少しで面白くなるってところの詰めが甘く思えた。
あと主人公のキリに関しては2、3話目くらいでキャラ設定を明確にして欲しかった、
引っ張りすぎてて序盤でキリの良さがまったく見えてこなかったのは
勿体無く周りのキャラにいつの間にか埋もれてしまっていた感じ。
でもスイとか見てる限りだと全然キャラは面白く作れる才能は
絶対持っているんだと思うんだけどなあ。
敵であるゼズゥを途中で出して盛り上げたり、上手い具合に仲間のファランが出てきたり、
ハイネのいい話を入れてきたり話の構成はしっかり考えていたようだが、
話を重視し入れ込みすぎたせいなのか逆に1つ1つの話のテンポを悪くしてしまっていた、
もう少しテンポ良く行ってほしかったかなぁ。
急遽打ち切りと言うことで何か上手くまとまるようなテーマを探したのだと
思うが最終的にエルーとキリの恋愛模様を書いてまとめてしまったのは残念。
伏線を張るだけ張っておいて結局わかったことは2人は両思いでしたよってことだけでした。
なんかあんまり良い事書いてませんが
もう少し連載を粘れれば更に面白くなっていったと思うし
打ち切りの中でも構成力・キャラ作りのレベルは高いです。
自分の中ではすごい良い作品だと思ってます。
古見直志先生は非常に能力が高い人だと思うので
次回作に期待したい。